
故人とのお別れ ~納棺式の準備や心構え~
- ■2020/07/17 故人とのお別れ ~納棺式の準備や心構え~
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お葬式を迎えるまでに行う儀式のひとつが、納棺式と呼ばれるものです。故人のお体を清めてお着せ替えなどを行い、身支度を整えて差し上げる儀式です。納棺式を迎えるにあたりどんな準備や心構えが必要なのか、ご案内します。
そもそも、納棺式とはどのような儀式なのでしょうか。
お葬式のご相談をされる方で多くの方が納棺式をしなければならないのか、という疑問を口にされます。
最近では入院されていた、病院や施設で故人お体をある程度整えてくれる場所もあります。
しかし、あくまでも最低限の処置に過ぎません。
日数や時間が経てば、お肌の色も変化しますし、口や目をきちんと閉じていないため、開いてきてしまうこともあります。
初めのお迎えの時は良くても、お葬式当日にはお体が変化してしまった状態で迎えてしまうことになるかもしれません。
そういったことがないように正式なお体の処置をしてお葬式を迎えられるようにするのが納棺式です。
では、実際にどのようなことをするのかご説明します。
まず、お体のご処置をします。
目や口をきちんと閉じて髪をとかします。この時、入れ歯をお持ちされる方もいますが、亡くなられてから入れ歯を入れることはオススメしません。
無理に口に入れると不自然な形になるため、今度は口が閉じなくなってしまう可能性もあります。
亡くなられた際、入れ歯をされていれば無理に外すことはしませんが、後からつけてあげるのは良くないという認識は持ってください。
その後、お肌の保湿をしてお化粧をして整えます。この際に男性は髭や顔剃りをしますが、ご希望に応じて、髭を剃らずに残したり整えるだけにしますので、ご希望があれば仰ってください。
お顔周りを整えましたら、お着せ替えをします。
一般的には、仏教の方であれば、白装束の仏衣にお着せ替えをします。
そして、納棺の儀式の一つとして、他の仏衣をご家族の皆さんの手で着けてあげます。
足元から順番に足袋、脚絆、手甲、数珠という形で着けてあげます。
左右お一人ずつ着けていただきます。
また、お着せ替えは仏教の方でも必ずしも仏衣でなくても構いません。
生前お好きだった洋服や着物、お仕事の時に着ていたスーツや仕事着などでも大丈夫です。納棺式当日に間に合うように準備をしましょう。
ここで注意点があります。
故人のお体の状態によって着せ替えが困難な場合があります。
着せ替えが出来ない際には棺の中で布団の上からかけてあげるような形で、納めてあげることができます。
お着せ替えが出来ない際も服装品を納めてあげたい方はご用意してください。
ここまで終わると、お棺へと納めます。
ご家族皆さんの手で故人のお体をお持ちいただき、棺へと納めてあげます。
その後、棺の蓋をして納棺式は終了です。
この際に蓋を閉じたらもう開けることはできないと思われる方もいらっしゃいますが、蓋を閉じると言っても釘などで完全に封をしてしまうわけではないので、また開けることは出来ます。
釘締めは最後までしないので、いつでも開けてあげることはできます。
納棺式はただの儀式の一つではなく、故人と家族がお別れの時間として過ごせる大切な場です。
最後のお別れが悔いのないようするために、家族みんなで考えてみるのはどうでしょうか。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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